稀勢の里

稀勢の里32才の誕生日をケーキでお祝い!弟弟子の大関髙安から贈られたものは何?

名古屋場所を間近に控え、力士たちの稽古は日々、ますます熱をおびてきています。

横綱・稀勢の里が7月3日、32才の誕生日を迎えました!
おめでとうございます!

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横綱・稀勢の里32才の誕生日!豪華ケーキでお祝い!

 

いつも名古屋場所前に迎える稀勢の里の誕生日には、毎年恒例となっている、報道陣からの豪華なケーキが今年も贈られました!

今年のケーキの模様は、七夕飾りの短冊のところに「平常心」の文字が書かれていますね。

この「平常心」の文字は、報道陣からのリクエストに応え、何も書かれていなかった短冊の部分に、チョコレートペンで稀勢の里自身が書き込んだもの。

「平常心」。
怪我のため、現在7場所連続休場中の稀勢の里が、自らに一番言い聞かせたい、今の偽らざる気持ちなんだと思います。

 

報道陣から稀勢の里へ贈られるケーキは、毎年デコレーションに手が込んでいて、いつもゴージャスです!

今年は稀勢の里自身に、七夕の短冊に気持ちを書いて貰うという気の利いた趣向でした。

ケーキは部屋の皆と一緒にいただくそうです!

 

ちなみに去年の31才の誕生日に贈られたケーキはこちら


出典:日刊スポーツ

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同部屋の弟弟子、大関髙安から贈られたプレゼントは何?

 

むむっ?この写真に写っているものは何?

左側が小野川親方(元幕内・北太樹)から贈られた「ドローン」!……
なぜドローン?笑

右側が弟弟子の大関髙安から贈られた「BOSEのスピーカー」!

先日一足早く、知人の声かけで、日頃から公私ともに親しい仲間が数名集まり、稀勢の里関の誕生日会が開かれたのだそうです。

その時に、2人からプレゼントされたものがこれ!

ドローンっていうのは、プロペラの付いたラジコンのような、いわゆる無人航空機でカメラが搭載されているんです。

上空を自由に飛ばしながら写真や動画を撮ったりして、自分のスマホとリンクさせれば、その画像や映像をスマホから見たり保存できたりするのだそうです。

稀勢の里関は付人さんたちと一緒に、早速スマホとリンクさせ、スマホの画面を見て操作しながら、部屋の中を飛ばせて楽しんだそうですよ!

遊びも進化してるんですね!
束の間のいい気晴らしになりますね。

髙安関から貰ったBOSEのスピーカは、髙安自身も気に入って使っているものだそうです。

大きさはビールのジョッキくらいなのだそうですが、部屋に置くと360度から音が響いて聞こえるという優れものなのだとか!

まだ、こちらは試してみていないそうですが、音楽好きの兄弟子稀勢の里のことを考えた、いいプレゼントですね!

日頃、同じ釜の飯を食べ、一緒に泥だらけになりながら切磋琢磨している兄弟弟子が仲が良いというのは、何だか気持ちがホッコリします!

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おまけの話!若い力士は「誕生日を絶対に兄弟子に知られたくない!」その理由は?

 

誕生日って、普通まわりの人たちに知って貰ったら、お祝いをしてもらったり、なんか楽しいことのある日!ってイメージですよね?

でも、相撲界では若い力士は自分の誕生日を兄弟子には知られないようにするそうなのです。

何ででしょうか?

兄弟子「おい!おまえ、今日誕生日なんだってな?」

稽古場で兄弟子から声がかかります。

若い力士「……はい」

兄弟子「そうかっ!よし、お祝いだ、ぶつかれーっ!」

ぶつかれ!というのは、「ぶつかり稽古」のこと。
よく言われるところの、「かわいがり」というやつですね!

出典:YouTube

稽古の中でも、一番厳しいとも言われていて、力尽きるまで受けてくれる相手がOK!というまでひたすらに押し、転がり続けるのです。

ぶつかり稽古は、押す力や足腰を鍛えるために、とても大切な稽古なんです。

でも、本当にきついんです!

終わるころには、髪もボサボサに崩れ、汗と涙でグチャグチャ体中泥だらけになります。

稽古場で何度も見させて貰ったことがありますが、見ているこちらも息が苦しくなってくるほどのすざまじさです。

心の中で「がんばれ!負けるな!がんばれ!」と思ってしまうほどです。

兄弟子からのぶつかり稽古のプレゼントは、「おまえを強くしてやるよ!」という若い力士へのメッセージなんですね。

といった理由で、若い力士たちは「自分から誕生日アピールなんて、ありえない!」というわけなんです。笑

そうは言っても、兄弟子はしっかり若い力士を食事に連れた行ったりして、お祝いしてくれるんですよ!

そんなこんなの話もひっくるめて、やっぱり相撲部屋の兄弟弟子っていいな!っと、私は思ってしまうんです。

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