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大相撲・明生、奄美大島の両親に背中を押され相撲界へ!子供時代の相撲との出会いは?

相撲どころ、鹿児島県奄美大島から誕生した幕内力士の明生(めいせい)!

入門から約5年半、腰のヘルニアとも戦いながら、関取の座を手中に収めました。

相撲界入門を後押ししてくれたのは、父の存在だったといいます。

ご両親はどんな方なのでしょうか?

また明生は、子供時代にどの様にして相撲と出会ったのでしょうか?

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大相撲・明生のプロフィールをご紹介!


出典:デイリースポーツ

 

自然豊かな鹿児島県奄美大島で生まれ育った明生(めいせい)!

中学卒業後に相撲界入りを決意し、平成23年5月の技量審査場所で立浪部屋に入門しました。

初土俵から約5年半、平成28年11月に新十両を果たしました。

新十両の場所は負け越して1場所で幕下へ陥落、しかし、幕下2場所で29年5月再十両を果たします。

7場所十両を務めた後、30年7月に新入幕を果たしました!

その場所は幕内の壁に跳ね返され十両へ陥落しましたが、しかし再び11月に入幕を果たすと、見事に9勝を上げ、初めて幕内の土俵で勝ち越しました。

四股名の「明生」は本名の下の名前から名付けられたもの。

小さい頃から呼ばれ慣れている名前でいいですね!

鹿児島県からは戦後31人目の関取の誕生でした。

 

【プロフィール】

  • 四股名:明生 力(めいせい・ちから)
  • 本 名:川畑 明生(かわばた・めいせい)
  • 生年月日:平成7年7月24日(23才)
  • 出身地:鹿児島県大島郡瀬戸内町
  • 身 長:180㎝
  • 体 重:149㎏
  • 出身校:瀬戸内町立篠川中学校
  • 所属部屋:立浪部屋

(平成30年12月現在)

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相撲どころの奄美大島、男の子は皆相撲を!両親はどんな人?

 

明生は鹿児島県の奄美大島出身で、ご両親は現在もこちらにお住まいです。

お父さんは、川畑 昌也さん(62才)で、瀬戸内町役場の職員をしています。

 

 

お母さんは、ひとみさん(52才)で、介護士をされています。

 

 

明生はプロフィールでもご紹介したように、本名が「川畑 明生」で、四股名は自分の下の名前の「明生」を使ったので、子供の頃も明生少年ということですよね。笑

明生少年は2人兄弟で、兄が1人います。

お兄さんは、昌平さん(24才)で、お父さんと同じく瀬戸内町役場の職員をしています。

 

明生少年が相撲を始めたのは幼稚園の頃、奄美大島は相撲の盛んな地なので、島で男の子に生まれたら、皆まわしを締めないといけないという伝統があるんです!

明生少年も子供の頃、特に相撲に興味があったわけではありませんでしたが、気がついたら騙されて!?まわしを締めていたそうです。笑

 

 

小学3年の頃から、徐々に強くなり始め相撲が楽しくなってきたと言います。

小学4年の時には優勝、両親やまわりの人たちが喜んでくれたり、褒めてくれたりするので、ますます相撲が楽しくなっていったそうです。

 

 

中学校に入ってからも相撲を続けましたが、小学校時代には全国レベルの実力がありながら、中学時代にはタイトルを取ることが出来ず、相撲を続けることに迷いが出始めました。

卒業後、相撲界へ入門するか、高校へ進学するか、とても悩んだそうです。

そんな時、明生少年の背中を押してくれたのはお父さんでした。

「おまえの相撲に対する気持ちは、そんなものなのか?」

と、一喝されたそうです。

それを聞いた、元々負けず嫌いの明生少年は、

「だったら、行ってやるよっ!」

と気持ちに火が付き、相撲界入りをすることを決断したのでした。

お父さんは、我が息子の性格を良くわかっていたということですね!

父子ともになかなか肝の座った、いい男ですね!

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初土俵から5年半、腰のヘルニアを克服し関取へ!

 

平成23年5月の技量審査場所に初土俵を踏むと、幕下まではトントン拍子に番付を上げて行ったのですが、幕下に昇進してから腰のヘルニアを患い、痛みとも戦う日々が続きました。

約4年半の幕下での苦難の時期を乗り越え、平成28年11月場所に新十両に昇進しました。

初土俵から約5年半、21才での関取昇進は早い出世だと思うのですが、明生自身は、10代の内に関取に昇進することが目標だったので、ヘルニアに苦しんでいた時期は、途中で何度も辞めようかと考えたといいます。

その度に明生を励まし、折れそうになる心を奮い立たせてくれたのはやはり家族でした。

離れていても、家族は心はひとつだったのですね。

 

十両に昇進した場所では負け越し、幕下へ再び陥落してしまいましたが、幕下2場所で平成29年5月に再十両を果たします。

その後、十両を7場所務めた後、平成30年7月に新入幕を果たしました。

一度は幕内の壁に跳ね返されましたが、再入幕を果たした平成最後の11月場所には9勝の星を上げ、幕内で初めて勝ち越しをしました!

十両、幕内でもトントン拍子の通過とはならず、なかなか結果を出せずに悔しい思いをしてきました。

「たとえ負け越しても、また次の場所で頑張ればいいんだ!」

と、開き直れるようになったことが再入幕での勝ち越しにつながったようです。

地道に、しかし着実に力を付けてきたということですね。

明生が目標としている好きな力士は、子供の頃から横綱の朝青龍

朝青龍が左四つになった時の強さ、腰の低さ、感情を表に出す気迫のこもった仕草すべてが好きなのだそうです。

明生も親方からお墨付きをもらうほどの、人一倍悔しがりで、負けると泣いてしまうくらいの負けん気の強さを持っています。

その気の強さとキレのいい相撲っぷりの良さで、これから幕内定着、上位を目指して大暴れしていってくれることを楽しみにしています!

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