大相撲の力士は年々大型化し、現在の幕内力士の平均体重は160㎏を超えています!
そんな中で、超小兵91㎏の炎鵬が注目を集め始めているんです。
自分の倍ほどもある大きな力士を豪快に投げ飛ばす炎鵬の相撲は、爽快そのもので、観客を魅了します!
しかもイケメン!
小よく大を制すは、大相撲の醍醐味のひとつですからね!
そんな小さな体で、炎鵬はなぜ相撲の道に進むことを選んだのでしょうか?
炎鵬の生い立ちや、また、ご両親(父・母)やお兄さんはどんな方なのか?
などなど、今回は炎鵬についてご紹介していこうと思います!
炎鵬、超小兵イケメン力士のプロフィールをご紹介!
出典:時事通信社
身長169㎝、体重91㎏という超小兵力士の炎鵬!
このくらいの体格の人は、一般の社会の中に普通にいますよね?
大相撲の世界では格段に小さな体の炎鵬が、自分の倍ほどある大きな力士に立ち向かい、関取として活躍をしているんです!
炎鵬は金沢学院大学を卒業後、平成29年3月に相撲界へ入門しました。
翌5月を序ノ口、7月を序二段、9月を三段目とすべての場所を全勝優勝で通過すると、平成30年3月には初土俵から所要6場所というスピードで、十両に昇進したのです!
この記録は史上最速タイ記録となりました。
超小兵なだけでもかなり注目力士だったのに、このスピード出世にはさらに驚かされました!
十両の土俵では跳ね返され、1場所で幕下へ陥落してしまいましたが、平成30年9月には再び十両の土俵に戻ってきて、連日、小気味のいい相撲で館内を沸かせています!
【プロフィール】
- 四股名:炎鵬 晃(えんほう・あきら)
- 本 名:中村 友哉(なかむら・ゆうや)
- 生年月日:平成6年10月18日(24才)
- 出身地:石川県金沢市
- 身 長:169㎝
- 体 重:91㎏
- 出身校:金沢学院東高ー金沢学院大学
- 所属部屋:宮城野部屋
(平成30年10月現在)
炎鵬の両親(父・母)と兄はどんな人?子供時代はどんな子だった?
炎鵬は石川県金沢市の出身で、ご両親は現在も金沢にお住まいです。
お父さんは、中村 進さん(61才)で、北國新聞社にお勤めされています。
新聞社の中でどんな担当部署におられるのかはわかりませんが、北國新聞のスポーツ紙面には、地元出身力士の炎鵬について記事が大きく取り上げられていたので、お父さんにとってもとても息子を誇りに思ったでしょうね!
お母さんは、由美子さん(56才)で、主婦をされているそうです。
炎鵬は2人兄弟で、兄がいます。
お兄さんは、文哉さん(25才)で、お父さんと同じく北國新聞社に勤めておられます。
お兄さんは子供の頃から相撲をやっていて、炎鵬はそんな兄の影響を受けて5才から一緒に相撲を始めたのです。
お兄さんは、金沢学院東高校から金沢学院大学に進み相撲部で活躍していたので、弟の炎鵬も兄の後を追い、同じ高校、大学に進学し相撲部で共に汗を流していたんです!
お兄さんは相撲界へ進む道を選ばなかったのですが、炎鵬が今あるのは、子供の頃からのお兄さんの影響がかなり大きかったのだと思いますね。
現在、兄弟で並んでいる姿を見ると、お兄さんの方が炎鵬よりも身長も大きく、体格もガッチリした感じなんですよ!
炎鵬は子供時代に相撲で大きな相手を倒す喜びを知る!
兄の文哉さんが子供の頃から相撲をやっていた影響で、炎鵬も自然に相撲を始めることになりました。
子供の頃から、活発で元気のいい子だったそうですよ。
5才の時から、押野相撲スポーツ少年団(金沢市)に入ったのですが、子供の頃から、体格はいつも一番小さく、まわりの子よりも2まわりくらい小さい感じだったそうです。
それでも、「大きい子を倒すのが楽しかった!」という感覚は、この頃からあったそうなのですが、小さくても勝てていたからこその楽しさだったと思うので、きっと人並み外れた運動神経やセンスを、子供の頃から持っていたのでしょうね!
金沢市立西南部中学に進学後も相撲を続け、3年の時には都道府県中学大会の団体で優勝も果たしました。
高校は兄の進んだ相撲の名門である、金沢学院東高校に進み、3年の時には全日本ジュニア体重別選手権80㎏未満級優勝、世界ジュニア選手権軽量級優勝などの成績を収め、名前が知れ渡るようになっていきました。
この頃も、「大きな相手にぶつかっていくのが相撲の醍醐味だと思う」と話しており、稽古で大きな相手とやっていたので、軽量級の大会では敵なしの状況だったのだと思います。
炎鵬、大学卒業後は白鵬のスカウトを受け相撲界へ!
高校卒業後は、再び兄の進んだ金沢学院大学に進み相撲を続けます。
1年の頃から数々の大会に出場し、2年、3年の時には世界選手権軽量級で優勝など、好成績を収めました!
表彰台の一番高いところに立っても、他の選手と身長が同じくらいですよね。笑
しかし、大学時代の好成績もあくまで軽量級での結果ということもあり、炎鵬自身は「自分は相撲界に通用するとは思わなかった」と、卒業後に角界入りをすることには迷いがあったそうです。
炎鵬はかねてから、横綱・白鵬の大ファンで憧れの存在であったのですが、4年の夏頃に白鵬のマネージャーから声がかかり、平成29年1月場所前に宮城野部屋に稽古見学に訪れました。
そこで白鵬から直接声をかけられ、「今まで相撲しかやってこなかったんだから、やはり相撲をやろう!」と相撲界へ進むことを決め、白鵬の内弟子として宮城野部屋への入門することとなったのでした!
今はまだ十両の番付なので、100㎏に満たない体格でも何とかやれていると思うのですが、やはりこれから先、幕内を目指すとなるとさすがにもう少し体重がないと厳しいと思うんですよね。
宮城野親方と白鵬からも「110㎏まで増やせ!」と増量命令が出ているそうなのですが、もともと食が細く1回の食事でたくさんの量が食べられないそうで、食事の回数を増やすなどさまざまな努力をしているそうですよ!
出典:サンケイスポーツ
炎鵬が増量するのに致命的な問題なのが、「白米が苦手!」なこと!
「においがダメ」なのだそうで、ふりかけをかけたり汁をかけたり、色々工夫をして食べるようにしているのだとか。
軽量力士が皆口を揃えて言うのが「食べることが稽古よりキツい!」と!
元横綱の日馬富士も軽量で、なかなか体重が増えずに、ちゃんこの席でもいつも一番最後まで残って食べていた姿を思い出します。
力士でも太りにくい人っているんですよね。
炎鵬は自分の体が小さいことに対しては、「大きな力士に勝った時の快感は、この体じゃないと味わえないので、この体で良かったと思う!」と話していました。
カッコいい!小兵力士の心意気ですね!
出典:静岡新聞
大きな相手に正面から真っ向勝負でぶつかっていく相撲もあれば、立ち合い大きく八艘飛びを見せるような時もあり、相手力士からしたら何をしてくるかわからない、本当に嫌な力士だと思います。
立ち合いのこのジャンプ!凄いですよね!
相手のふところに飛び込み前まわしを取った時のしぶとさや大きな相手を豪快に投げ飛ばす様は、見ていて本当に爽快そのものです!
髪の毛がだいぶ伸びてきたので、9月の再十両の土俵は初めて関取の象徴でもある「大銀杏」を結って臨んでいます。
まだ初々しく大銀杏も少し小さめですが、活躍と共に大銀杏も大きく開いていってくれると思います!
↓小兵力士ならではの相撲センスと類まれなるしぶとい足腰の取組を是非見てください!
出典:YouTube
出典:YouTube
体をもうひと回り大きくして、早く幕内に上がってきて、小よく大を制す大相撲の魅力をたっぷり見せて欲しいと思います!
炎鵬のイケメン画像集!
出典:報知新聞社
出典:北國新聞社
出典:報知新聞
出典:デイリースポーツ
炎鵬、初のちょんまげ結いました
イケメンがさらにイケメンになりよったわ! pic.twitter.com/lNQYMCZvcs— yuuki (@yuuki52411056) January 28, 2018
イケメンでもあり、あどけない表情もかわいいですよね!
一方、土俵上での凛々しい表情も魅力的です。
これからますます、女性ファンが増えていきそうですね!