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大相撲・遠藤聖大の経歴まとめ!相撲との出会いは父に騙された?

大相撲の幕内力士として活躍中の遠藤!

端正な顔立ちに女性ファンも多いですが、怪我をしても言い訳を言わず、淡々と土俵に打ち込む真摯な姿勢は多くのファンの共感を呼んでいますね!

そんな遠藤は、子供の頃どうやって相撲と出会って角界に進むまでになっていったのでしょうか?

今回は、そんな遠藤の子供の頃からの経歴をご紹介してみたいと思います!

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藤の相撲との出会い!「お父さんに騙されたぁ~」

 

遠藤は子供の頃は、身長はまわりの子たちより少し大きめでしたが、体格はどちらかというと細身でした。

そんな遠藤がどうやって相撲と出会うことになったのでしょうか?

小学1年のある日の事、ドライブ好きの遠藤こと聖大少年は、父からドライブに誘われ喜んで車に乗って出かけました。

車はどんどん山の方に上って行って、到着したところには、大きな屋根のついた土俵があったのです。

お父さんは息子が小学生に上がったことをきっかけに、心と体を鍛えさせるために、何か武道をやらせたいと思ったのですね。

お父さんは、穴水少年相撲教室で指導していた監督と知り合いだったので、大少年に相撲をやらせようと考えたのです。

ストレートに「相撲をやろう」と言っても嫌がるだろうと思い、先述のドライブ作戦が決行されたという訳なんです。

聖大少年は初めて土俵を見て「何だこりゃ?」と思い、監督の「相撲取ってみるか?」の誘いから逃げまくったそうです。

2日目も父にドライブに誘われ、「2日連続で相撲はないだろうな」と思い車に乗ったところ、再び同じ場所へ。笑

聖大少年はまたもや、相撲を取ることからは逃げ続けたそうです。

しかし、お父さんも負けてはいません。3日目はお母さんが車に乗せて再び相撲場へ聖大少年を連れて行き、今度は土俵に聖大少年を置いて帰って来たそうなんですね!

後でお父さんが迎えに行くと、聖大少年はまわしを締めて土俵に上がっていたそうです。

ご両親の執念勝ちですね!笑

小学5年までは、本人曰く「いつでも相撲はやめてやる~」と思いながら、どうやって稽古をさぼるか、休むことばかり考えていたそうなんですね。

それがあることをきっかけに相撲に一気に相撲に魅力を感じ始めたのだそうです。

それは、当時大相撲ではちょうど朝青龍が大関、横綱へと駆け上がっていた頃で、朝青龍が色んな技を使っているのを見て、「こんな相撲を取る人もいるんだ!」と驚いたのだそうです。

確かに朝青龍は体格も大きい方ではなかったので、そういった部分でも聖大少年には共感できるところがあったのかもしれませんね。

これを機に、聖大少年は相撲への道を歩み始めたのです!

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中・高校と親元を離れ相撲留学~日大相撲部~角界入門へ

 

中学は金沢市の西南部中学へ進学。

地元の中学に相撲部が無かったことで、12才で早くも親元を離れ監督の家に下宿しながら、相撲漬けの日々を送りました。

高校から親元を離れたという力士はわりといますが、中学から相撲留学の道を選んだというのは、ご両親も遠藤も本当にたいしたものだと思いますね!

高校は相撲の名門、金沢学院東高校に進学し、相撲部では団体戦、個人戦共に活躍しました。

 

 

3年の時には、高校相撲金沢大会と高校相撲十和田大会で、それぞれ優勝を果たしていて、名の知れた選手になっていったんですね!

 

その後、大学は相撲の名門、日本大学相撲部へ。

4年間で個人タイトル11個を獲得する充実ぶりでしたが、常に順風満帆だったわけでは無く、3年の時には怪我で半年以上も相撲が取れない時期があったりと、苦労も重ねました。

 

 

4年時には主将も務め、全日本選手権優勝によりアマチュア横綱に輝き、国体成年男子優勝と合わせて、幕下10枚目付け出し資格を獲得しました。

その後、小学4年の頃から知り合いでかわいがってもらっており、同じ地元であった、追手風親方(元幕内・大翔山)のもとへ入門し、晴れて力士となったのです。

 

 

平成25年3月初土俵から、わずか2場所で9月には新十両に昇進し、翌9月には入幕も果たすという、猛烈なスピード出世でした!

入幕から早5年、平成30年5月には新小結にも昇進しましたが、膝や足首の怪我などに悩まされる場所が多く、思うような成績を残せていません。

それでも、痛いところにテーピングやサポーターなどを施すことなく、綺麗な体で土俵を淡々と務める姿は、ファンの共感を呼び、人気は衰えることを知りません。

館内の声援はいつも横綱、大関をしのぐほどです。

相撲の巧さはピカイチですが、その巧者ぶりがかえって幕内上位での馬力に及ばず、なかなか芽が出ないという土俵が続いています。

馬力で圧倒できるようなパワーが身につけば、三役定着、さらに上も目指せる力士であることは間違いありません!

今後のさらなる活躍を期待したいと思います!

 

【相撲界での主な履歴】

  • 平成25年3月 初土俵(幕下10枚目付け出し)
  • 平成25年7月 新十両
  • 平成25年9月 新入幕
  • 平成30年5月 新三役(小結)

(平成30年11月現在)

 

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