阿炎節炸裂のインタビューが人気！元ヤンキーって本当？四股名の由来は？

大相撲の幕内力士として活躍中の阿炎（あび）！

スラリとした長い手足のスタイルのいい力士で、足が綺麗に高く上がる四股でも人気です。

猛烈な突っ張りも見応えのある相撲っぷりなのですが、阿炎の魅力は何と言っても、その軽快なトーク力！

勝利者インタビューでも、かなりいい味出しているんです。

軽快過ぎるせいか？元ヤンキーの噂もあるほど！本当なんでしょうか？

また、ちょっと変わった阿炎という四股名には、深～い名付けの理由があったんです！

それはどんなことでしょうか？

今回はそんな阿炎について、色々とご紹介していきたいと思います！

阿炎のプロフィールをご紹介！

 

埼玉県越谷市出身の阿炎は、流山南高校を卒業後、平成25年５月に相撲界の門をたたきました。

そこからわずか２年弱、20才の時には新十両に昇進するというスピード出世でした！

しかし十両を４場所務めた後、幕下に陥落し、そこから10場所、約１年半に渡り幕下の生活が続いてしまったんですね。

若手ホープとして注目されていたのに、もう阿炎は関取に戻って来られないのか…？と心配な時期でした。

しかし、徐々に力を蓄えて平成29年７月に再び十両に戻って来たのです！

その後、平成30年１月には新入幕を果たし、いきなり10勝５敗の成績で敢闘賞を受賞！

５月には横綱・白鵬と対戦し、見事に金星！７月にも横綱・鶴竜を破り２個目の金星を上げました！

殊勲の星を上げた新鋭ということと共に、その殊勲インタビューでの軽快なやりとりが話題になり、阿炎の名前は一気に世間に知られることになったんですね！

 

（平成30年９月現在）

現代っ子力士！阿炎節炸裂の殊勲インタビュー

 

幕内に入って初めて上位力士と対戦する番付に上がった、平成30年５月場所、６日目に横綱・白鵬との取組が組まれました。

立ち合いから一方的な突き押しで、一気に白鵬を土俵の外に追いやる大殊勲の星を上げたのです！

興奮冷めやらぬ中、殊勲インタビューに呼ばれ、満面の笑顔で息を弾ませながらアナウンサーからの質問に答えていたのですが、インタビューも終わりに近づいてきた時に阿炎が突然…

「昨日誕生日だったお母さんに早く報告したいんで、もう帰っていいっすか？」

と…笑笑

 

出典：YouTube

 

長年、力士の殊勲インタビュー見ていますが、こんな受け答えは初めて聞きました！笑

普段話しをしている時も、常に笑いを取りにいきたいタイプのポップな人なのですが、殊勲インタビューでもやってくれるとは思いませんでした！

あ、いや…ちょっと思ってました。笑

白鵬を破った素晴らしい相撲も見たい方はこちらも！

 

出典：YouTube

 

アナウンサーから、この喜びを師匠にどう伝えたいか？を聞かれた後に、「それよりも…」とお母さんに伝えたい話しをし始めて、「それよりも」って！後で師匠に怒られるんじゃないのか？って心配になってしまいました。笑

阿炎のこんな自由奔放な、でもなぜか憎めないこの性格は、師匠もとっくにご存じなんでしょうけどね！

阿炎は元ヤンキーだったって噂は本当なの？

 

「阿炎」で検索をすると、「ヤンキー」ってキーワードが一緒に出てくるんですよね。

阿炎は学生時代ヤンキーだったの？って思う人が多いってことですよね？

実際は、中学～高校時代を通じて、相撲を一生懸命にやっていたスポーツ少年だったので、ヤンキーではないんですけどね。

でも、ファンの方がそう思われるであろう理由が２つ考えられるんです。

１つ目は、先ほどのインタビューでの軽快な受け答えでもおわかりいただけるように、その自由奔放な言葉遣いから、そう思われるのではないのかなと？

普段友達同士で話しをしているまんま、喋っちゃうので。

「お母さん」も、普通は公式の場では「母」って言いますよね～

「マジっすか？」とか「客沸かせたりする相撲を…」とか、言っちゃうんですよね。公共の電波で。笑

インタビュールームでもピースサインとかしちゃうし。笑

そんな自由な言動から、「阿炎は元ヤンキーなのでは？」と思われているのかなと。

２つ目は、「阿炎」という四股名も、ちょっと「キラキラネーム」みたいに思う人もいるのかもしれませんね？

「あび」って響きも、四股名としては珍しいですし、当て字っぽい雰囲気もするので、暴走族の「夜露死苦」（よろしく）みたいな印象を持った人もいたみたいなので。笑

そんなこんなが合わさって、ヤンキー説が広まっているのかもしれませんね。

でも、阿炎は自由気ままな印象を受けるかもしれませんが、周囲を明るくするために、率先して自分が騒ぐっていう、意外と気遣いのタイプの人なんですよ！

では、「阿炎」の四股名がキラキラネームじゃない理由をご説明しますね！

阿炎の四股名の由来は？

出典：デイリースポーツ

 

阿炎は人気力士だった元関脇・寺尾が師匠の錣山（しころやま）部屋に所属しています。

「阿炎」という変わった四股名にはどの様な由来があるのでしょうか？

 

 

「あび」というのが、師匠の幼少期の愛称というのは驚きですよね！

錣山親方は昭和50年代に活躍した井筒３兄弟（鶴嶺山・逆鉾・寺尾）の末っ子で、生まれた時に「あっ！ベイビーだ」と言われたことから、子供の頃、ずっと「あび」と呼ばれていたのだとか。

阿炎は師匠をとても尊敬していますし大好きなので、その愛称をもらい受け、四股名にしたということでした！

 

出典：毎日新聞

 

師匠としても自分の幼少期の愛称を弟子が四股名にしたいと言うとは、思いもしなかったでしょうね。

師匠との絆が詰まった素敵な四股名を、これから先もっともっと強くなって、有名にしていってくださいね！

 

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