平成30年8月27日、国技館で大相撲の力士の定期検診が行われ、史上最重量記録を持っていた序二段の大露羅(おおろら)が、自ら持っていた最重量の記録を更新しました!
大露羅(おおろら)が大相撲界史上最重量記録を292,6㎏に更新!
国技館で行われた力士の定期健康診断にのっしのっしと巨体を揺らしながら現れた、ロシア出身で序二段の大露羅。
ゆっくりと体重計に乗り、おそるおそる計量をのぞき込むと、なんと!自ら持っていた288,8㎏の最重量記録を更新する、292,6㎏をマーク!
本人は300㎏を超えているのではないかと思っていたらしく、
「もっといっていると思った。不思議」
と、不満げな表情。笑
昨年8月に、それまで史上最重量だった元大関の小錦の285㎏を超えたあとも順調に増量!3,8㎏の増加となりました。
検査の前日は夜中2時頃に、空腹が我慢できずおにぎりを食べてしまったそうで、検査を翌日に控えていたことは食べた後に気づいたのだとか。笑
大露羅は16才の入門時は193㎏だったので、相撲界に入ってから18年間で約100㎏の増加となったんですね!
大露羅は、故北の湖親方の付人を約14年に渡り務めていたこともあり、北の湖親方からとても可愛がられていました。
とても気の回る頭の回転のいい人なので、親方もとても信頼を置いていたようでした。
北の湖親方からは生前、大露羅の体重に関しては、
「小錦を超えろ、何でも一番になった方がいい」と言われていたそうで、当初は「それはさすがに無理だろう~と思っていたけど、超えちゃったね」と。笑
体重がどんどん増加していくことに関しては、
「楽しいです!相撲取りはみんな勝って楽しいかもしれないけど、横綱とかは自分の記録を塗りかえるのがね、自分は体重で塗りかえちゃいましたからね。自分は体重で名前が残ったらいい」と、今回の最重量記録更新にもご満悦の様子でした!
前人未踏の300㎏超えも見えてきましたね!
ちなみに当然ですが、大露羅は現在序二段で相撲を取っています。
自己最高位は幕下43枚目で関取の経験はありません。
本職の相撲に関しては、大きすぎる体を持て余してしまっている感が否めませんが、大露羅が土俵に上がると、館内に来ているお客さんはやはりその大きさに釘づけになってしまうようです!
その大きな体でグイグイと圧倒する相撲があるかと思えば、自分より体重が3分の1ほどの力士に豪快に転がされることもあったり、相撲っぷりもなかなか見応えがあるんですよ!
大露羅がどんな相撲を取るのかを見てみたい方はこちら↓
出典:YouTube
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【大露羅プロフィール】
- 四股名:大露羅 敏(おおろら・たかし)
- 本 名:アナトリィ・ヴァレリエヴィチ・ミハハノフ
- 出身地:ロシア連邦ブリヤート共和国
- 生年月日:昭和58年4月26日(35才)
- 身 長:190,5㎝
- 体 重:292,6㎏
- 所属部屋:北の湖→山響
- 最高位:幕下43枚目
(平成30年8月現在)