相撲の迫力を感じることができるのは、テレビ観戦や生観戦だけではありません。
もっと近くで力士のぶつかり合いを見てみたいという方は、相撲部屋の稽古見学に行かれてみてはどうですか?
土俵から数メートルのところで見ることができる稽古は、力士の激しい息づかいまで聞こえ、ピーンと張り詰めたその稽古場の緊張感に圧倒されます。
それでは、稽古見学に行かれる時の知っておきたいことをご紹介していきますね。
稽古見学は誰でも行けるの?
基本的には一般の人も誰でも自由に見学させてもらうことはできます。
しかし、部屋によっては見学は後援会の人のみというところもあるので、自分が行ってみたい部屋が決まったら、その部屋のホームページなどを見て、確認をしてみてくださいね。
稽古見学はいつでもやっているの?
相撲部屋は東京に本拠地を構えていますので、力士が在京中は基本的には見ることはできます。
しかし本場所の開催が、3月は大阪、7月は名古屋、11月は福岡であるため、地方開催のある時期は、その場所の初日の2~3週間ほど前から、力士は東京の部屋から地方の方へ移動してしまうため、東京の部屋は不在になります。
地方場所の場合は、各相撲部屋は宿舎というところを構えるので、そちらに見学に行くことも可能です。
また、巡業のある期間も関取衆と付人さんは不在です。
本場所の終わった千秋楽の翌日から1週間は、ほとんどの部屋は稽古は休みです。
年末年始などの休みは、各相撲部屋により日程が異なるので、ご確認くださいね。
稽古見学は何時ころに行ったらいいの?
稽古見学が可能な時間は、各部屋によって違いはありますが、だいたい77時~10:30分の間くらいになります。
その時間内であれば、何時に行っても自由です。
しかし、日によっては出稽古や部屋の行事などで、稽古が無い日や、早めに終わってしまう日もあります。
確実に稽古を見学したいと思う人は、事前に相撲部屋の方にメールや電話で確認してみるといいでしょう。
各部屋により、お問い合わせの仕方も違うので、こちらもホームページなどで確認してみてください。
稽古見学で気をつけたいマナーは?
稽古場は力士が鍛錬をする神聖な場所です。
以下のようなマナーに気をつけて見学するようにしましょう。
- 服装は一般的なものであれば大丈夫です。あまり派手なものや露出の多い服装は控えましょう。
- 室内に入ったら、帽子やサングラスははずしましょう。
- 私語は禁止です。静かに見学しましょう。
- 携帯電話はマナーモードにして音が鳴らないようにしましょう。もちろん通話は禁止です。
- 写真撮影はほとんどの部屋で大丈夫ですが、フラッシュの使用は禁止です。スマートフォンでの写真撮影や動画の撮影を禁止している部屋もあります。
- 飲食、タバコは禁止です。
わからないことがあったら、部屋で案内をしてくれる人に聞いてみましょうね。
まとめ
見学に行く時は、あくまでも一般のお家におじゃまさせてもらうという、常識的な範囲でのマナーを持っていれば、問題はありません。
是非一度、稽古見学に足を運んでみてはいかがでしょうか?