宇良は、平成30年９月場所を６勝１敗の成績で終えました！
全勝優勝の期待もありましたが、１年ぶりの本場所の土俵で試運転のスタートといった感じでしたから、まだまだ膝の不安を抱えながらも、宇良らしいいい相撲が見られたと思います！
平成30年９月場所 宇良の戦績まとめ！相撲内容と怪我の状態は？
〈十三日目〉七番相撲 〇宇良ー太一山●（９月21日現在 今場所の成績 ６勝１敗）
今場所最後の相撲。
いつものように低く当たると左からおっつけで押し上げる。
押しきれないとみるや一度下がって距離を置き、再び当たり一気に押し出す。
これで今場所は６勝１敗の成績で終えた。
怪我明けの不安な土俵だったと思うが、やはりこのあたりでは地力の違いを見せたと思う。
〈十一日目〉六番相撲 〇宇良ー川本●（９月19日現在 ５勝１敗）
４勝１敗同士の対戦。
相手の川本はまだザンバラ髪の23才！
宇良はいつもの様に立ち合い低い姿勢で出ると、相手の膝あたりを牽制する動きでふところに迫り、中に入ると一気に押し出した。
圧勝！相撲の切れやスピードが戻ってきている感じ。
〈九日目〉五番相撲 〇宇良ー夏野登岩●（９月17日現在 ４勝１敗）
３勝１敗同士、両者勝ち越しのかかる一番。
宇良はいつも通りの低い姿勢から、左手を出しながら立ち上がると、まわしにこだわらず挟みつけるように前へ走る。
最後は右も差し万全の形で相手を土俵下へ吹っ飛ばしました！
腰も良く降りていて膝も曲がっており、電車道の素晴らしい相撲で１年ぶりの土俵で勝ち越しを決めました！
〈八日目〉四番相撲 〇宇良ー前乃富士●（9月16日現在 3勝１敗）
２勝１敗同士の対戦。今日も大きな歓声を受けながら土俵へ。
対戦相手はベテラン36才の前乃富士。立ち合い低い姿勢から当たると、すぐに体を左に開いて、相手の右腕をたぐって後ろについて難なく送り出し。
宇良的には、前に出る相撲で勝ちたい気持ちがあると思うが、まだ試運転か？うまく裁いたという感じの相撲。
ここまで、３勝1敗！
〈六日目〉三番相撲 〇宇良ー天一●（９月14日現在 ２勝１敗）
宇良らしい低い踏み込みで、相手のふところに飛び込み出足で圧倒して転がした。宇良らしい低さとスピードが戻って来た！
宇良は「まだ、自分の相撲は何なのか忘れている。試行錯誤の段階。膝の状態も見ながら」と、本場所での土俵勘を取り戻そうと試行錯誤中の様子。
ここまでで、２勝１敗！
〈三日目〉二番相撲 ●宇良ー大翔樹〇（9月11日現在 １勝１敗）
立ち合い合わず２度目。低い姿勢から前へ出るが、土俵際でかわされ突き落とし。逆転負け。
「流れが良くなかった。前に出る相撲を取りたかった。（相手の）タイミングが良かった」と、反省しきり。
前に出たい気持ちと相撲勘の部分が、まだ噛み合っていないか。
これで１勝１敗。
〈初日〉一番相撲 〇宇良ー須磨ノ海● (9月９日現在 １勝０敗）
１年振りの土俵、まだ少ない館内のお客さんも宇良の登場に拍手が沸き上がる！
立ち合い低く当たると、体をパッと左に開き、相手の体が泳いだところを、一気に体を合わせて攻め立て寄り切った。
膝の怪我を感じさせないような、キレのある動き。
しかし、勝って土俵を下りるときは膝を意識するようにゆっくりとした動きだったのが印象的だった。
