大相撲の記録には優勝回数、連勝記録などさまざまなものがありますが、相撲は個人戦ですので、ほとんどが個人の記録というものになります。
今回は、幕内での対戦回数という2人の力士によって築かれた記録について、今までに一番多い対戦回数は何回なのか?
また、それは誰と誰の対戦なのか?などをランキングにてご紹介していきたいと思います!
大相撲で幕内対戦回数が多い取組をご紹介!
大相撲の幕内力士の取組で、対戦回数が多かった取組は誰と誰なのでしょうか?
上位10位までの対戦カードと対戦回数、また、それぞれの勝利数をまとめてみました!
【幕内対戦回数記録ランキング】(本割のみ)
- 1位 66回 琴奨菊 36-30 稀勢の里
- 2位 63回 琴奨菊 7-56 白 鵬
- 3位 62回 琴奨菊 33-29 日馬富士
- 4位 61回 日馬富士 37-24 稀勢の里
- 5位 60回 白 鵬 44-16 稀勢の里
- 6位 58回 武蔵丸 37-21 貴ノ浪
- 7位 57回 白 鵬 36-21 日馬富士
- 8位 54回 千代大海 20-34 魁 皇
- 9位 52回 北の富士 37-15 清 國
- 10位 51回 貴ノ浪 27-24 魁 皇
- 10位 51回 貴ノ浪 29-22 琴ノ若
(※ 四股名の横の数字はそれぞれの力士の勝利数)
(平成31年1月場所現在)
この一覧を見ていただけるとわかるように、白鵬、日馬富士(引退)、稀勢の里(引退)、琴奨菊が、この記録の上位に名を連ねていますね!
大相撲は個人戦の競技ですので、個人での記録というものはたくさん存在するのですが、このように2人の力士が一緒に築き上げる記録というのは珍しいものなんですよね。
2人の対戦回数が多くなっていくための要因としては、力士同士の年齢が近く、同じ時期に新入幕を果たし、同じようなスピードで出世して、その後、長く上位の番付に定着しているもの同士であるということが言えると思います。
まさに今、この記録の上位に名を連ねている白鵬、稀勢の里(引退)、琴奨菊、日馬富士(引退)は、上記の様な条件を満たしている4人だと思います。
現在6位の武蔵丸ー貴ノ浪の58回の記録は、平成28年3月に稀勢の里ー琴奨菊が59回の対戦を迎えた時までずっと1位でしたので、現在記録を塗り替えている上記の力士は、長く上位で長期政権であるということがわかりますね。
それにしても、現在1位の琴奨菊ー稀勢の里の66回の対戦回数と言うのは、1年6場所で6回対戦したとしても、単純計算で11年間対戦をし続けているということですから、どちらの力士も出世が早く、丈夫で強い力士ということが言えると思います!
残念ながら、平成31年1月場所で稀勢の里は引退をしてしまいましたので、この66回の記録はこれで終わりということになってしまいました。
白鵬と琴奨菊は未だ現役として頑張っていますので、2人の持っている記録はこれからまだ更新されることは期待できますね。
しかし現在1位の66回という記録は、当分破られることが無さそうな、凄い記録だと思います!