大相撲で人気を誇る、横綱の稀勢の里!
けれんみの無い真っ向勝負の相撲っぷりと、愚直な人柄も相まって、大相撲ファンから厚い支持を受けています。
そんな天下の横綱にも、かわいい子供時代があったんですよね!
ひょんなことから稀勢の里が小学校6年の時に書いた作文を見せてもらったところ、ちょっと想像していた以上にこれがなかなかの名文だったんですよ!
皆さんにも見ていただこうかと思い、横綱に許可をいただいたのでご紹介させてもらいますね!
稀勢の里の小学校6年の時の作文「三年生のときのケンカ・ケンカのいいところ」をご紹介!
三年生のときのケンカ・ケンカのいいところ
萩原 寛
三年生のときのこと東京の小学校から、この松葉小に巨大な男子が来た。みな
「うわ でけー」
といった。
席に座った。あたりは静かになった。
その男子は何もしゃべらない。
「おーい、口がないのか?」
とぼくはいった。ドカッ腹にパンチをされた。すごくいたかった。
その日は、十一月十一日まだおぼえている。
それから、休み時間などよくケンカをした。
先生はあきれて、何も言えなかった。
それからというもの毎日よく遊んでいた。
でもケンカはする。その時少しぼくのほうが強いと思った。
一カ月後・・・・・・・・・。
ボコッボコボコ ぼくは完全にケンカに負けている。
「あの時は弱かったのに・・・・・」
とぼくは思う。
ケンカをすると相手の成長が分かる。ぼくはこの日から思った。
ケンカはたまにやるものだと思う。
これが六年間の思い出だ。
いかがですか?
なかなかの名文だと思いませんか?笑
稀勢の里の寛少年は、小学生の時から体が大きく、かなりやんちゃなガキ大将だったそうなんですね。
そんな小学3年の寛少年の前に、「自分より巨大な強いやつが現れた時の複雑な心境…」が、巧みに表現されている文章、かなりイケてるな~と思いましたよ。笑
というか、小学生の時、ケンカばかりしてたんですね。笑
もう体力が有り余って仕方がなかったのでしょうか。。
この文中に登場するケンカの強い「巨大な男子」は小学3年の時にすでに168㎝もあったらしく、稀勢の里の中では、とてつもなく大きな子のイメージを持ち続けていたそうなんですね。
そして大人になってから久しぶりに会った時に、その子はその時の168㎝の身長のまま変わっていなくて、「自分の中ですごいデカいイメージあったから、会った時、エッ?ってなった。笑」
と、共に笑ったそうです。
今、その「巨大だった男子」は、電車の運転士さんをしているそうですよ!
この男の子の存在があったおかげで、寛少年は「上には上がいる」ということを学んだのでしょうかね。
この文中にある、「ケンカをすると相手の成長がわかる」という感情は、現在では「稽古をすると相手の成長がわかる」になっているのでしょうか?笑
とにもかくにも、ケンカに負けた寛少年が、相撲界に進む道をを選んでくれて本当に良かった!と思ったのでありました!
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