相撲の楽しみ方

相撲巡業の1日のスケジュールと楽しみ方!サインを貰うタイミングはいつがいいの?

大相撲の巡業というのは、相撲が本場所開催をしていない月(4月・8月・10月・12月)の年4回、地方各地に出向き、地方のファンの方にも生の大相撲を見て貰おうという興行です。

稽古や取組はもちろんのこと、巡業でしか見ることのできない、多くのお好み企画やファンと触れ合う機会も用意されているんですよ!

今回は、地方巡業に行った時の1日のスケジュールを追いながら、ご贔屓力士との触れ合いを楽しんで貰えるようなヒントをお伝えしていきますね!

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巡業の1日のタイムスケジュールってどうなっているの?

8:00頃 開場

8:30頃 幕下以下の力士の稽古
序二段・三段目・幕下の力士が土俵で稽古をします。

 

8:00~9:00頃 力士握手会
会場入り口付近で、力士がお客様をお出迎え。      
力士は2人一組で15分交替。握手ができます。

8:30~10:30頃 十両・幕内力士稽古
十両から幕内・大関・横綱が土俵に登場し稽古します。
三番稽古や申し合い稽古、ぶつかり稽古など。
土俵まわりでも各力士がトレーニングをしている姿を見ることができます。

 

10:30~10:45頃 子どもとの稽古
地元の小学生や相撲クラブの子どもたちが関取にぶつかっていきます。子どもたちの可愛さや関取のエンターテイナーぶりに、笑いが起こります。

 

11:00頃~ 幕下以下の力士の取組開始
序二段・三段目・幕下力士の取組が見られます。

幕下以下の取組が終わると十両・幕内の取組の合間に、「お好み」という余興が行われます。

初っ切り(しょっきり)
相撲の禁じ手や決り手などを2人の力士がコミカルにわかりやすく解説します。


出典:日本相撲協会

髪結い実演(かみゆいじつえん)
土俵上に力士が座り、床山が大銀杏を結い上げるまでを実演します。

櫓太鼓打分け(やぐらだいこうちわけ)
呼出しが土俵に上がり、太鼓のさまざまな打ち方を実演し解説します。

相撲甚句(すもうじんく)
相撲界に伝わる伝統的な七五調の囃子歌。
力士5~6人が化粧まわしをつけ土俵に上がり、独特の節回しで歌い上げます。

 

横綱綱締め実演
横綱と付人たちが土俵に上がり、横綱の腰に綱を締め上げていく様子を見せていきます。


出典:時事通信社

(巡業地により、お好みのメニューは変わります)

12:30頃~ 十両土俵入り・十両取組

13:20頃~ 幕内土俵入り
赤ちゃんを抱っこした力士もいる、本場所の土俵では見られない、土俵入りを行う姿が見られます。  

13:30頃~ 横綱土俵入り
巡業に参加している横綱すべての土俵入りが見られます。

13:50頃~ 幕内取組
幕内力士の熱戦を見ることができます。

15:00頃~ 弓取り式

打ち出し、終了。

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巡業で力士にサインを貰ったり、写真を撮ったりするタイミングはいつがいいの?


出典:時事通信社

巡業は基本的に力士と直接触れ合うことができる機会ですので、サインを貰ったり、写真を撮ったりできるチャンスがとても多いんですよ!

こんな時間が狙い目!というところや、こういう時はやめておいた方がいいかな?ということなどを、ご紹介していきますね。

 

写真の撮影はいつがいいの?一緒にツーショット写真も撮って貰えるの?

巡業では特に写真を撮ってはいけないというタイミングはありません。

力士が会場に来た時から、次の巡業地に向かうバスに乗り込む姿まで、自由に撮影できますよ。

8:00から行われる握手会の時も、写真を撮ることができます。

握手会の力士は15分ごとに替わり、巡業地によってどの力士が登場するかは、現地に行ってみないとわからないんですよね。

巡業先の地元の力士や人気力士などが選ばれますが、お目当ての力士が出てくるか?チェックが必要ですね!

力士は稽古のために会場に各自入ってきて、まず壁際でそれぞれがストレッチをしたり、準備運動を始めます。

その姿を写真に撮ることはいいのですが、その時に力士に声をかけて、一緒に写真を撮って貰うことを頼むのは、遠慮してあげてください。

中には、ファンに応えてくれる力士もいますが、「後でね」と言って、断る力士もいます。

力士が体を動かし始めたら、稽古を始めたということなので、ツーショットのお願いは待ちましょうね。

もちろん、土俵上の稽古の様子や土俵まわりですり足や四股を踏んでいる姿、取組も自由に撮影できますよ。

もうひとつ、至近距離で撮影できる狙い目が土俵入りの前です!

土俵入りに向かう力士が化粧まわしをつけて会場に次々に入って来るのですが、その土俵入りの前の待ち時間はタイミングが合えば、ツーショット写真にも快く応じてくれますよ!

 

サインを貰うタイミングはいつがいいの?

 

サインも写真撮影同様に、準備運動中や稽古中をのぞけば、タイミングが合えば、いつでもお願いすることができますよ!

土俵での稽古が終わると力士は風呂に向かい、仕度部屋に戻ってしまうので、途中のお好みに登場する力士以外は、土俵入りまで会場内で力士の姿を見ることはありません。

でも、その休憩時間中に、売店などに関取が来て土地の名物などを買っている姿をよく見かけます。

そんな時は、サインのお願いに応じてくれますよ!

この時間の売店付近のチェックは、思わぬご贔屓力士との遭遇もあるかもしれませんね!

 

稽古を終えて帰る時や、土俵入り前なども写真と同じくサインもお願いしてみることができますよ!

力士にサインを頼むときに、ほとんどの人が色紙やパンフレットにお願いをすると思うのですが、そこでひとつ!こんなアイデアはいかがでしょうか?

あなたが過去に撮影したご贔屓力士の写真を引き伸ばして大きくして持って行って、それにサインをお願いするんです。

「これ〇〇の時に撮った写真です!」って差し出すと、力士も「この人は本当に自分を応援してくれているんだ」と、わかってもらえますよね?

それをきっかけに、ご贔屓力士とことばが交わせるかもしれませんよ!

あとは、自分が着ているTシャツや、かばん、スマホケースなどに貰ってみるのも、力士は「え、これに書いていいの?」なんて話してくれるきっかけになったりしますね。

そうは言っても、まあ、常識の範囲のものにしておきましょう。笑

サインの時にひとつ気遣ってあげると、力士に喜ばれることがあります!

サインの時は油性のマジックの蓋をはずして、力士に手渡すと思うのですが、1人の力士にファンが集まりごった返していると、そのマジックが力士の肌や浴衣、時には化粧まわしについてしまったりすることがあるんですね。

今、油性マジックもペン先がノック式で出てくるものがあるので、これを手渡せば、力士の持ちものを汚してしまうことはありませんので、使ってあげてみてください。

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まとめ

 

巡業地では、力士たちもファンの方たちと触れ合えることを、楽しみにしています。

本場所では見ることのできない、リラックスした表情の力士を見ることができるのも、巡業ならではの光景ですね!

4月の春巡業は関東・東海方面、8月の夏巡業は東北・北海道方面、10月の秋巡業は東海・近畿方面、12月の冬巡業は九州・沖縄方面と、日本全国を広くまわっていきます。

あなたのお住まいの近くに、大相撲一行が訪れたら、是非一度、巡業に行かれてみてはいかがでしょうか?

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