平成30年9月、日本相撲協会の規定により、すべての親方は現在ある5つの一門(出羽ノ海・二所ノ関・高砂・伊勢ヶ濱・時津風)のいずれかに所属しなければならなくなりました。
現在、所属先一門が決まっていないのは、貴乃花親方1人となり、その去就に注目が集まっています。
貴乃花部屋廃業、取り潰しの危機!親方資格剥奪の可能性は?
貴乃花親方の離脱により消滅していた、旧貴乃花一門の5つの部屋(阿武松・千賀ノ浦・大嶽・立浪・貴乃花)と、無所属であった2つの部屋(錣山・湊)の親方衆は、27日の理事会までに所属する一門を決め、届け出をすることになっています。
貴乃花親方以外の親方衆は、それぞれに二所ノ関一門と出羽ノ海一門への加入を申請し、受け入れが21日までに済んでいます。
これにより、所属先一門が決まっていないのは、貴乃花部屋の貴乃花親方1人となりました。
貴乃花親方本人は、所属先一門について未だ明確な回答を示しておらず、その去就に注目が集まっています。
もしこのまま、所属先の一門を決めない場合や、受け入れの一門が無い場合は、貴乃花親方が協会員の資格を失うことになり、貴乃花親方の相撲界廃業、部屋の取り潰しなどという最悪の厳罰が処される可能性も考えられるのです。
そんな最中、心配なメッセージがありました。
「貴乃花応援会」というブログにおいて、9月24日付けで貴乃花親方が、
「千秋楽迎え、貴乃花部屋を支えて下さる皆様へ」
というタイトルでメッセージを寄せていました。
内容は、9月場所で部屋の3人の関取が勝ち越しをしたことや、自身が本場所中の審判の仕事を無事に終えたことなどの報告があったのですが、その文末に書かれていた一文がとても気にかかるものでした。
その文末の一文というのが、
「皆様、長らく貴乃花を応援してくださりありがとうございました。厚く御礼申し上げるとともに、弟子たちを今後、末永く応援賜りますように、何卒宜しくお願い申し上げます」
というものでした。
この一文を見る限り、自分は相撲界を去るが今後は弟子たちのことをよろしく…という真意が見えるようで、本当に心配でなりません。
この問題を、貴乃花親方がどのように判断し、方向性を決められているのか心の内はまだわかりませんが、どうか、相撲界の未来のためにも、お弟子さんたちのためにも賢明な判断をして下さることを願っています。
詳細がわかり次第、今後の続報をお伝えしていきたいと思います。
【追記】9月25日付
9月25日、貴乃花親方が、日本相撲協会に退職届を提出しました。
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