幕内力士として活躍中の貴景勝!
元横綱の貴乃花が親方の、貴乃花部屋所属の力士です。
この「貴景勝」という四股名は、どのような想いが込められてつけられたのでしょうか?
今回は、その四股名の由来と、貴景勝と貴乃花親方の深い絆について、お話ししていきますね!
【追記】
貴乃花親方の相撲協会退職に伴い、貴景勝は平成30年10月から千賀ノ浦部屋に移籍となりました。
貴景勝の四股名の由来は?
出典:サンケイスポーツ
「貴景勝」という、この四股名は、どのような由来がありつけられたものなのでしょうか?
【貴景勝(たかけいしょう)四股名の由来】
- 貴乃花親方と本名の貴信から「貴」
- 貴乃花親方が好きな武将、上杉謙信の後を継いだのが上杉景勝。その名前から「景勝」
この2つの文字を合わせて、幕内昇進の時に、「貴景勝」と四股名をつけたんですね。
私は初め四股名を見た時、「景」の字は、貴乃花親方の奥さん景子さんからの「景」かと思って、おかみさんの名前から一文字?珍しいな~と思ったのですが、違ってました。笑
高校相撲の名門、埼玉栄高校3年在学中に貴乃花部屋に入門した貴景勝は、得意の突き押しを武器に、メキメキとその力を発揮していきました。
平成26年9月の初土俵から、わずか2年弱、19才の若さで新十両に昇進しました!
貴乃花親方との深い絆とは?
貴景勝が貴乃花部屋に入門したきっかけは、子供の頃に、貴乃花親方との運命的な出会いがあったからでした!
貴景勝のお父さんは、昔から横綱・貴乃花の大ファンで、貴景勝の本名「貴信」の「貴」の字も、貴乃花親方から一文字もらって名付けられたものだったんです。
貴景勝が小学4年の時に、親子で夏休みに東京に出向き、貴乃花部屋キッズクラブの相撲教室に参加したんですね。
それが、貴景勝が貴乃花親方と初めて出会った日でした!
その時に貴信少年は、稽古に一生懸命に取り組む姿勢を貴乃花親方に褒められ、いつか、相撲界に入るときは、貴乃花部屋に入ろうと思ったのだそうです!
もともと自分の本名に貴乃花親方の「貴」が入っていたわけですから、この絆は運命だったのでしょうね!
出典:スポーツニッポン
【プロフィール】
- 四股名:貴景勝 光信(たかけいしょう・みつのぶ)
- 本 名:佐藤 貴信(さとう・たかのぶ)
- 生年月日:平成8年8月5日(22才)
- 出身地:兵庫県芦屋市
- 身 長:175㎝
- 体 重:170㎏
- 所属部屋:千賀ノ浦部屋
(平成30年10月現在)
貴景勝、三役昇進からさらなる上を目指して!
平成29年1月に新入幕を果たしてから、毎場所のように活躍し、番付を幕内上位に上げ、横綱、大関戦でも次々と殊勲の星を上げていき、三賞受賞の常連になっていきました!
横綱、大関を倒すと、殊勲インタビューというのがあって、取組後インタビュールームに呼ばれるのですが、ここでの貴景勝がいいんです!
何がいいって、アナウンサーが喜びの笑顔を引き出そうと、あの手この手で質問するのですが、二コリともせず、むしろ、ブスーッとした顔をしているのですよ。笑
最近は、笑顔満開で、饒舌な力士も増えましたが、「こんな白星くらいでは喜ばないっ!」っていう、日本男児の心意気が見えて頼もしい感じがするんですよね!
十両の頃は、まだ笑顔を見せたりしていたんですけど、すっかり求道者の雰囲気になってきました。
入幕から1年後の平成30年1月には、ついに新三役小結に昇進しました!
初土俵からわずか20場所での三役昇進は、親方の貴乃花と同じですから、貴景勝がいかに素晴らしい逸材かということが、わかっていただけると思います。
「立ち合いの当たり、馬力、スピードを磨いて、相手に力を出させる前に勝負を決められるような相撲を取りたい!」
と、貴景勝は話しています。
まるい体で低く低く当たり押し込んでくるしつこい相撲に、相手力士は根が尽き叩いてきても、前にも落ちない強い足腰。
押し相撲をするために生まれてきたような体つきなんですよね!
相撲道を貫く日本男児は、これから大関、横綱をも狙える力士だと思いますので、今後も注目していきたいですね!
あ、相撲の時は怖い顔の貴景勝ですが、土俵を下りれば22才の若々しい笑顔の優しい好青年ですよ!
【相撲界での主な略歴】
- 平成26年9月 初土俵
- 平成28年5月 新十両
- 平成28年11月 十両優勝
- 平成29年1月 新入幕
- 平成29年3月 前頭13 11-4で敢闘賞受賞
- 平成29年9月 前頭5 9-6で殊勲賞受賞・金星1つ
- 平成29年11月 前頭1 11-4で殊勲賞受賞・金星2つ
- 平成30年1月 新三役小結に昇進
- 最高位:小結
- 平成30年11月場所 幕内優勝・殊勲賞・敢闘賞受賞
(平成30年11月現在)
【追記】
貴乃花親方の相撲協会退職に伴い、貴乃花部屋に所属していた貴景勝を含む8人の力士は、千賀ノ浦部屋に移籍することになりました。
師匠との突然の別れに、貴景勝は何を思ったのでしょうか?
【貴景勝コメント】
「いろいろ考えましたけど、自分は相撲を頑張ることしか出来ない。小さい頃から、貴乃花親方についていくと思って、この世界に入った。
でもそれは、これからも自分の心の中で思っていればいいこと。今まで指導していただいたこと全部を思い出しながら実践してやっていくだけ。
新しい部屋(千賀ノ浦部屋)になるからには、向こうの部屋の方針に対応していかないといけない。
でも心の中では、貴乃花親方の根本的な教えを忘れず、しっかりと自分の幹としてたたきこんでいかないといけないと思います」
(スポーツニッポン記事より抜粋)
まだ22才とは思えない、しっかりとした意志の強さを感じますね。
迷うことなく、相撲道を邁進していって欲しいと思います!
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まとめ
貴景勝の四股名の由来は、貴乃花親方の想いがたくさん詰まったものだということが、わかりましたよね!
そもそも、お父さんがつけた「貴信」くんという本名が、貴乃花親方の「貴」からつけられていたのは、驚きでした。
貴景勝と貴乃花親方は出会う運命だったんでしょうね!
貴景勝は気風のいい相撲を取るので、見ていて本当に気持ちがいい力士です。
若手ホープとして、これからの活躍から目が離せませんね!
貴乃花親方と二人三脚で、さらなる上位を目指して欲しいと思います!